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−2005年 夏号−

戦争賛美の教科書は
憲法の精神に反します


 来年4月から区内中学校で使う教科書をどの出版社のものにするか。その採択が8月の区教育委員会で行なわれます。
 日本共産党は、60年前の侵略戦争を「正しい戦争」と教える「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書は、憲法や教育基本法の精神に反するもので文京区の教科書としてふさわしくない、現場で実際に教える教員の意見を尊重して決めるよう求めました。
 30人学級実施の請願では、採択を強く主張しましたが、自民、公明、新生クラブ(民主)の反対で否決されました。

 区議団内の役職が変更しました

  団長
    関川今朝子(新)
  幹事長
    小林進(再)
  副幹事長
    国府田久美子(新)

    これまで以上のご指導よろしくお願いいたします。


区議会の委員会構成が変わりました   ◎委員長 ○副委員長 △理事
常任委員会 委 員 名 特別委員会 委 員 名
総務区民委員会 ○佐藤憲和 △関川今朝子 清掃リサイクル委員会 △小林進 佐藤憲和
厚生委員会 △国府田久美子 地方分権委員会 ◎島元雅夫 △関川今朝子
建設委員会 △高畑ひさ子 防災・交通委員会 ◎高畑久子 △佐藤憲和
文教委員会 ◎小林進 △島元雅夫 少子化・青少年委員会 △国府田久美子 関川今朝子
議会運営委員会 ○国府田久美子
△小林進
議会広報小委員会 ◎国府田久美子
意見書調整小委員会  国府田久美子


小中学生までの医療費無料化を
 東京でも30人学級実施急いで

 7月7日、日本共産党区議団は小竹都議とともに区内各地で選挙結果の報告を行ないました。
 小竹都議は、「今後も、石原都政を支える自民、公明、民主党などの「オール与党」による福祉切りすてと、税金の無駄遣いをやめさせるため、区民のみなさんと力をあわせて頑張ります」と、公約実現の決意を語りました。
 特に、子どもの医療費無料化を小学生・中学生まで拡大を、30人学級の実現をとの訴えには、子育て世代から大きな声援がありました。
 また、介護手当ての創設、シルバーパス負担軽減、高齢者医療費助成など選挙中に掲げた緊急政策の実現、あと一歩と迫った「区内コミュニティバス運行」「目白運動場の存続」など、区議団は小竹ひろ子都議と一緒に公約実現のため全力をあげます。

都議会議員選挙(文京区)開票結果
当 小竹 ひろ子(共産) 19,095 (26.9%)
当 増子 ひろき(民主) 18,215 (25.7%)
   なかや 文孝(自民) 17,008 (24.0%)
   鳩山 太郎(無) 16,555 (23.4%)
70,873 (100%)

小竹ひろ子都議と日本共産党区議団
公約実現にむけ全力!



公設公営で保育の質を保て

 新行革による区立保育園の保育士57名の削減と2園民営化をめぐり、昨年2月から区当局と公立父母との会の協議が続けられてきました。「何とか公設公営で」が、多くの父母の声。子どもは社会の宝、安上がり保育の対象にしてはなりません。



文京区内を走る
コミュニティ循環バス

       具体的検討はじまる


 区内の区施設や病院、観光スポットなどをめぐるコミュニティバスが、実現に向け大きく前進しています。
 6月定例区議会では、区長が、具体化に向け検討すると答弁しました。その後、「区民部と企画政策部で検討している」「交通の不便なところ、観光スポットや大学、高齢者、障害者対策として目的を検討」「都交通局や民間バス、民間による自主運行など運営主体の検討」をしている、「警察との調整もある」とのことです。
 日本共産党は、都バス路線の廃止があってから「乗り降りの便利なバスを」「気軽に病院や買物に行きたい、こまめに廻るバスを」の声をもとに、台東や杉並の循環バスにも乗り、区議会で一貫して要望してきました。実現に向けさらに頑張る決意です。


商店街振興条例化なる

 「文京区商店街の振興に関する条例」が区議会全会派の賛成で制定されました。
 これは、区商店街連合会が「大型店やコンビニエンス・ストア、大銀行が商店街に進出しても商店会に加入しない。非協力的で困っている」と対策を繰り返し求めてきたことが、区や議会を動かしたものです。
 6月区議会でも、日本共産党区議団は条例制定を機に、「商店会の会員拡大や商店街の基盤強化など抜本的な支援」を通じ、商店街の活性化がはかられ、「名実ともに総合的な商店街振興条例に発展させるべき」だと提案しました。



目白運動場 区が「取得の意思」表明

 文京区は、国家公務員共済組合連合会(KKR)所有の「目白運動場」について、「区内に残された貴重な空間。グランドや公園、防災用地として現状維持できるようにしたい」と表明しました。
 6月28日、日本共産党の佐藤区議と「目白運動場の存続と緑を守る会」が第2回定例区議会後の区の対応について説明を求めたのに対し、区企画課長が答えたものです。
 同課長は、「相手方(国とKKR)に取得したいという意思表示をした。具体的な協議に入りたい」「取得の意思を表明したのは、多くの住民からの要望があったから。今後もみなさんのお力添えを」と説明しました。
 今年1月に閉鎖された同運動場は、野球場2面、テニスコート7面、25mプールがあり、武蔵野の面影を残す雑木林など貴重な自然が残されています。存続と緑地保全を求めて多くの区民が運動に立ち上がり、小竹ひろ子都議と区議団は、住民とともに区や国・都、共済組合に働きかけるなど、存続のために全力で取り組んでいます。



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